ユジャ・ワン ピアノ・リサイタル
サッカーネタから一休み!でも、今シーズンへの何かの予感を感じたピアノ・リサイタルでした!^^;V
開幕戦の前日、クラシック音楽で元気を頂いて、思いっきりテンション上がりました^^;
ショパンの前奏曲集という演目に惹かれて予約をしたのですが、
その後、『演奏者の強い要望で』ということで、ショパンの曲がなくなってしまいました。
ちょっと残念、いやいや、相当残念でしたが、折角だし、ということで聴きに行きました。
で、当日、またまた『演奏者の強い要望で』若干の演目変更.....
もうっ!という感じでしたが、まぁ、それほど知っている曲もないので、期待せずにm(_ _)m会場に.....それが、なんと!まぁ、驚くべき演奏で、良い意味で完全に裏切られました!
で、実は演奏後に、またまた演目変更があったとのお知らせ。
まぁ、初めて聞く曲も多く、たいてい曲判らんかったし^^;
演奏2曲くらいまでは、緊張のせいか、固い雰囲気というか、人見知り的なのかな?
ちょっと演奏も伸びやかさに欠けたようなのですが.....、
次第に、その演奏内容に、聴衆が引き込まれていくのが演奏者にも伝わって、どんどんリラックスして、恐らくは彼女本来の姿に!
なんというか、素晴らしいというよりも『凄い』という演奏。
圧倒的な演奏!でした。
鍵盤を叩く!指が見えません。
残像しか残りません!
超スローでもぼやけているかもしれません^^;!
確かに、今の彼女にとって、ショパンではなかった!のだと感じました。
演奏技巧を前面に出すためには、物足りなかった?と言うのは言い過ぎでしょうけれど、
多分、目指すべき演奏の延長にショパンはなかったのだと120%納得でした。
アンコール3曲!
それとともに、増えるスタンディングオベーション!
何年か前に聞いたやはり女性のピアニストの時にも力強さを感じたものでしたが、その時は「強く弾けば良いってもんじゃないんだけどぉ....」という印象でしたが、
今回は、力強さだけでなく、繊細さも兼ね備えた、彼女世代の代表的演奏者であることは確かのようです。
今後も注目していきたいと思います。
でも、やっぱりショパン聴きたかった^^;V
アンコールには予想通りショパンが入っていましたが、まぁ、ショパンコンクールでの入賞は難しいかな^^;
正直、開幕に向けて思いっきりテンション上がりました!
それが、クラシックピアノの演奏会!ってのも、何か今シーズンは違うぞ!と思えた夜でした。
<最終的な演目は以下となりました>
ラフマニノフ: コレルリの主題による変奏曲 op.42
シューベルト: ピアノ・ソナタ第19番 ハ短調 D.958(遺作)
スクリャービン: 前奏曲 ロ長調 op.11-11
前奏曲 ロ短調 op.13-6
前奏曲 嬰ト短調 op.11-12
練習曲 嬰ト短調 op.8-9
詩曲 第1番 嬰ヘ長調 op.32-1
メンデルスゾーン(S.ラフマノニフ編):「夏の夜の夢」より スケルツォ
サン=サーンス(V.ホロヴィッツ編): 死の舞踏 op.40
ビゼー/ホロヴィッツ: カルメン変奏曲
-アンコール-
ショパン:ワルツ第7番op.64-2
シューベルト/リスト:糸を紡ぐグレートヒェン
モーツァルト/ヴォロドス:トルコ行進曲
ちょっと毛色が違う話題でしたが、読んで頂き、有難うございました。
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